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- 石上神宮
記載の内容は、取材時のものです。料金・日時等が変更となっている場合がありますので、事前にご確認のうえ、おでかけください。
石上神宮
(いそのかみじんぐう)
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飛鳥時代の豪族、物部氏の総氏神とされ、健康長寿・除災招福・百事成就の守護神として信仰されてきました。
主祭神は、布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)、御神体として神武天皇の国土平定に偉功をたてられた神剣「韴霊(ふつのみたま)」、鎮魂にかかわる神宝「天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさのみづのたから)」 、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した神剣「天十握剣(あめのとつかのつるぎ)」をおまつりしています。
さらに、古代百済から献上されたとされる七支刀(国宝)をはじめ、 鉄盾、勾玉、管玉など重要文化財に指定されている貴重な宝物が数多く収蔵されています。
境内は豊かな常緑樹に囲まれ、山の辺の道へと続く自然の静けさの中で、心身ともに活性化するような、清々しく神聖な雰囲気を漂わせています。
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- 楼門
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- 神杉
1 楼門(重要文化財)
鎌倉時代末期(1318年)の建立で、重要文化財に指定されてます。明治時代以前は、上層に鐘が吊るされ鐘楼門(しょうろうもん)とも呼ばれていました。左右には回廊が続き、塗り変えられた朱色が、周囲の緑の中でひときわ鮮やかです。
2 拝殿(国宝)
当神宮を崇敬された第72代白河天皇が、1081年、当神宮の鎮魂祭のために宮中の神嘉殿(しんかでん)を移したものと伝えられています。拝殿としては国内最古のもので、国宝に指定されています。ご祈祷や結婚式もこちらで行われます。
3 禁足地
拝殿後方、約1,300㎡の地を「禁足地」といい、「石上布留高庭(いそのかみふるのたかにわ)」と称えられ、当神宮の御神体が鎮まる最も神聖な霊域とされています。(立入りはできません)
1 神杉
境内には樹齢300 年を越える高さ30m 前後の杉が数本あり、堂々とした威容を誇っています。万葉の時代より「石上布留の神杉」と詠われ、信仰の対象となっています。
西側神杉
樹齢は400年前後、
高さ約35m。
東側神杉
樹齢は350年を越え、
高さ約30m。
2 御神鶏絵馬、御神鶏みくじ
鶏は木の枝に止まって眠っても決して落ちないことから、受験・人気・業績が「落ちない」にあやかった鶏の絵馬。お尻のヒモを引くとおみくじが出てくる、かわいい御神鶏みくじも人気。
3 御神剣まもり
七支刀
百済から献上されたとされる御神宝「七支刀」を描いた、当神宮だけのお守りです。“ピンチを救う” 起死回生のお守りとして人気があります。
4 鏡池・ワタカ
この池には、奈良県の天然記念物に指定されているワタカという魚が生息しています。ワタカは日本特産の鯉科の魚で、体は細長くて平たく、頭は小さく眼は大きく、体色は銀白色で背部が緑青色。別名「馬魚」ともいわれます。
境内に入ると、約30羽の色とりどりの鶏が、人なつっこく迎えてくれます。鶏は古く『古事記』『日本書紀』にも登場し、暁に時を告げる鳥として神聖視され、神様のお使いとされています。
例祭(ふるまつり)毎年10月15日、御鳳輦(ごほうれん)と呼ばれる神輿行列が、田町のお旅所まで往復する古式ゆかしいお祭り。総勢200人にも及ぶ華麗な時代行列をくりひろげます。(午前10時から)
参道の入口に建つ現在の大鳥居は、昭和3年の昭和天皇の御大典を記念して建立されました。すぐ脇には、『万葉集』の柿本人麻呂の歌碑があります。 | 柿本人麻呂の歌碑 |
保延3(1137)年に建立され、元来は内山永久寺の鎮守の住吉社の拝殿でしたが、大正3年に現在地に移築されました。国宝に指定されています。 |
草薙剣(くさなぎのつるぎ)の荒魂(あらみたま)である、出雲建雄神(いずもたけおのかみ)をおまつりしています。 |
両摂社には、 生命を守護して下さる宮中八神に、 禍(わざわい)や穢(けがれ)を改め直して下さる大直日神を併せておまつりしています。 |
主祭神は、猿田彦神(さるたひこのかみ)で、 底筒男神(そこつつのおのかみ)をはじめとする5 神を、配祀神としておまつりしています。 | 神武天皇が九州から大和に向かう途中、熊野にて遭難されたとき、高天原から下された神剣「韴霊(ふつのみたま)」を天皇に捧げた、高倉下命(たかくらじのみこと)をおまつりしています。 |
1大鳥居
参道の入口に建つ現在の大鳥居は、昭和3年の昭和天皇の御大典を記念して建立されました。すぐ脇には、『万葉集』の柿本人麻呂の歌碑があります。
2摂社 出雲建雄神社拝殿(国宝)
保延3(1137)年に建立され、元来は内山永久寺の鎮守の住吉社の拝殿でしたが、大正3年に現在地に移築されました。国宝に指定されています。
3摂社 出雲建雄神社
草薙剣(くさなぎのつるぎ)の荒魂(あらみたま)である、出雲建雄神(いずもたけおのかみ)をおまつりしています。
4摂社
天神社
5摂社
七座社
両摂社には、 生命を守護して下さる宮中八神に、 禍(わざわい)や穢(けがれ)を改め直して下さる大直日神を併せておまつりしています。
6末社 猿田彦神社
主祭神は、猿田彦神(さるたひこのかみ)で、 底筒男神(そこつつのおのかみ)をはじめとする5 神を、配祀神としておまつりしています。
7末社 神田神社
神武天皇が九州から大和に向かう途中、熊野にて遭難されたとき、高天原から下された神剣「韴霊(ふつのみたま)」を天皇に捧げた、高倉下命(たかくらじのみこと)をおまつりしています。