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- 談山神社
記載の内容は、取材時のものです。料金・日時等が変更となっている場合がありますので、事前にご確認のうえ、おでかけください。
談山神社
(たんざんじんじゃ)
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飛鳥の東方にそびえる多武峰(とうのみね)の山中にたたずむ談山神社。大化改新談合の地として知られ、藤原鎌足公が祀られています。中大兄皇子とこの山で国家改新の密談を交わしたことから、「談い(かたらい)山」と呼ばれ、これが社名の起こりとなっています。境内には桜とカエデが豊かで、春は桜、初夏は新緑、紅葉に染まる秋と季節ごとに素晴しく、「関西の日光」といわれるほどの美しさです。
藤原鎌足を弔うために建立した談山神社のシンボル。現存している建物は室町時代に再建されたもので、木造十三重塔としては世界唯一です。
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- 十三重塔(重要文化財)
藤原鎌足を弔うために建立した談山神社のシンボル。現存している建物は室町時代に再建されたもので、木造十三重塔としては世界唯一です。
1 参道「恋の道」を歩く
拝殿下の鳥居をくぐると、恋神社へと続く「恋の道」があります。古来より縁結び信仰があり、縁結びの神として祀られている鏡女王(かがみのおおきみ)は、万葉の歌人・額田王(ぬかたのおおきみ)の姉であり、情熱的な恋の歌を残した歌人です。鏡女王は、藤原鎌足の妻であり、不比等の生母と伝えられています。女性として幸せな一生を送ったことから、いつしか恋神社と呼ばれるようになったそうです。
2 自然のパワーを触れて感じるむすびの岩座(いわくら)
まず拝みたいのが、神が宿るといわれる「むすびの岩座(いわくら)」です。古来より神の宿る岩をなでながら「むすびの願い事」を祈願しましょう。
3 摂社・東殿 恋神社
鏡女王を祀る恋神社。恋愛や結婚はもとより、よりよい人間関係を結ぶご利益があるといわれています。参拝者が奉納したのぼりがそよ風でゆらり。まるで鏡女王が「恋心が届きますよう」にと応援してくれているかのようです。
鏡女王恋絵馬
曲がりくねった坂道を登り、談山神社前に到着。 大宇陀方面の山々が展望できます。 |
後醍醐天皇寄進の石燈籠。 深い緑と調和する静かな佇まいに歴史の重みを感じます。 |
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中臣鎌足と中大兄皇子の出会いのきっかけとなった「けまり」。この出会いが大化の改新につながったといわれています。 | 談山から流れる滝があり、ひんやり清らかな空気に心身が洗われていくような気がしました。これがパワースポットがもつ癒しの力なのかもしれませんね。 |
1奈良交通 談山神社バス停
曲がりくねった坂道を登り、談山神社前に到着。大宇陀方面の山々が展望できます。
2石燈篭
後醍醐天皇寄進の石燈籠。 深い緑と調和する静かな佇まいに歴史の重みを感じます。
3けまりの庭
中臣鎌足と中大兄皇子の出会いのきっかけとなった「けまり」。この出会いが大化の改新につながったといわれています。
4閼伽井屋(あかいや)
談山から流れる滝があり、ひんやり清らかな空気に心身が洗われていくような気がしました。これがパワースポットがもつ癒しの力なのかもしれませんね。