えんじょうじ
円成寺
柳生街道随一とうたわれる名刹。楼門前には平安時代に造園されたという浄土式庭園が広がり、秋には紅葉が美しく境内を染め上げます。運慶の最初期作である大日如来像をはじめとする寺宝の数々でも有名です。
柳生街道(滝坂の道)一帯は、平安~鎌倉時代にかけて南都七大寺の僧たちが修行をしていました。江戸時代には柳生の道場をめざす剣豪たちが往来しています。今も渓流に沿って石畳の道が残り、当時を偲ばせます。朝日観音・夕日観音・寝仏などの石仏にも出会えるコースです。
えんじょうじ
柳生街道随一とうたわれる名刹。楼門前には平安時代に造園されたという浄土式庭園が広がり、秋には紅葉が美しく境内を染め上げます。運慶の最初期作である大日如来像をはじめとする寺宝の数々でも有名です。
たきさかのみち
春日山と高円山の間の谷川に沿って、石畳が約2.5kmつづく道。ふもとの道端に趣深い石の灯ろうがたたずんでいるほか、沿道には夕日観音や朝日観音などたくさんの見どころが点在しています。
じごくだにせっくつぶつ
「聖人窟」という別名でも親しまれてきた石仏群。岩をくり抜いた巌窟の中に、奈良時代以降の堂々とした如来像や菩薩像がいくつも線刻されていて、国の史跡になっています。
くびきりじぞう
石畳の坂道を登った三叉路にたたずむ、像高約1.8mの地蔵菩薩像。首のところで二つに割れており、江戸時代初期の剣豪・荒木又右衛門が試し切りをしたとの伝説が残されています。
ゆうひかんのん
日に照らされると神々しく浮かび上がるといわれる磨崖仏。石畳の道から少し離れた位置にあり、遠くから拝むことができます。弥勒信仰が盛んだった鎌倉時代に弥勒像として作られたと考えられています。